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新着情報

2012年1月16日

公的期間の情報を活用しよう


土地を購入する場合に欠かせない情報に地歴があります。

現在は整備されて宅地になっている所でも以前は水田、沼地など水と関わっていた土地は地面が粘土質なため水はけが悪かったり、地盤が弱く地震などで家が傾いてしまうことも起こっています。

そのような土地には地名でも、「田」「沼」「池」「沢」「谷」などという字が含まれていたりします。

他にも「鷺」「鶴」「葦」など水辺に生息する動植物の字が使われていることも多くあるので、地名から以前の土地の状態を推測することも可能です。

しかし、造成や区画整理で新たに地名を付けた場合は、「○○台」「△ヶ丘」「□□野」などと以前とは全く違う地名になっている場合もあるので、名前だけで判断するのは危険です。

ですから必ずチェックして頂きたいのが、法務局で土地の登記簿謄本で旧地名を調べたり、過去の地歴、例えば化学工場があったなどの情報を入手して頂きたいのです。

それともう1つは、自治体によって若干異なりますが役所の防災課や土地計画課に行くと、過去の水害の起こった場所や防災マップなどの情報を教えてもらうことができます。

これらは見学に行った日だけではわからず、住んでみて災害が起こって初めて体験することになるので、ハザードマップなどで情報を得ておいてその土地が長い事住むのに適してるのかを判断して下さい。

災害記録は市町村の図書館に行けば知ることができますので、ちょっと足を延ばして情報を得ておくことが重要です。

また、最近話題になっている活断層も調べておいた方がよいでしょう。

購入した土地が活断層の上にあると、大きな地震が来た場合段差ができたり、地割れが起こったりして建物も傾いてしまうことがあります。

活断層の位置は国土地理院の「都市圏活断層図」などで調べることができます。

このように、インターネット上の情報と現地を見て感じた情報に、公的機関が持っている情報を足すことで住宅として安心できる土地探しができます。

多少、手間と時間がかかりますが何かが起きてからでは取り返しがつかない買物なので、土地探しには十分な情報を得てその中から最適の条件の物を選ぶようにしましょう。

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