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2012年2月6日
耐力壁について
木造住宅の場合、基礎がありその上に柱や梁を組み上げていき骨格を作りますが、強度には壁も非常に大きな役割を果たしています。
柱と梁で組まれた建物の骨格は、上から下に向かった圧力に耐えるように作られます。
しかし、地震や台風の突風など横からの力がかかると、柱や梁だけではグラグラと動いてしまいます。
そこで柱の間に耐力壁を組み込むことで横からの大きな力にも耐えられるような構造になります。
建築基準法では家全体の強度を保つために必要な耐力壁の量が規定されているので、必要量を入れなければなりません。
耐力壁の必要量は壁の長さと壁倍率で計算すると導き出せます。
壁倍率は耐力壁に横方向からの力を加えた時に変形する量によって決められます。
筋交いや合板は壁倍率が高く強度を保てますが、建物の大きさや構造によって最適の耐力壁を選びます。
そして耐力壁は家全体の強度を保つのに不可欠なので、リフォームの時に勝手に取り外す事は避けなければ家全体の強度が下がってしまいます。
ですから、自分たちでデザインしたものをきちんとプロにチェックしてもらう必要があるのです。
一般的に耐力壁は以下の3つがあります。
●面材、●筋交い、●貫が場所によって選ばれます。
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