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2012年4月17日
自然素材の有害物資のご紹介
前回、自然物質からは有害物質が発生しないとご紹介しましが、今回は自然素材の有害物資と矛盾するのではないかと思われるでしょう。
自然素材はホルムアルデヒドなどの有害な化学物質は発生しませんが、物によってはアレルギー反応が起こってしまう場合がある事を忘れないで下さい。
その意味で、自然素材であってもある方には有害物質と言えるのです。
反応の仕方には2種類あって、1つは素材そのものに反応してしまう場合と、もう1つは素材に含まれている有害物質に反応する場合がある事が分かっています。
アレルギー反応を起こしやすいと言われている自然素材としては、うるし、杉(米杉)、ヒバ、テレピン油(松油)、菊油、ヒバ油、などが有名です。
うるしは有名ですが、それ以外の物は意外と知られていないので注意が必要です。
どれが反応するかは人によって異なりますので、花粉症や喘息などがご家族にいる場合はどんなものに反応するのかを事前に検査しておくことも必要です。
設計家や工務店の方々が自然素材だから安心と言っても、家造りの場合の素材選びは慎重に行って下さい。
そして家を建てた後、生活が始まってからもし体調に変化があったら直ぐに施工業者に連絡をして、また病院で検査や治療を行い、何に反応しているのか確認して対処する事を忘れないで下さい。
家を建てると長期間その家と付き合う事になりますので、事前にリスクを減らすことが健康にそして快適に生活することになります。
また、オイルや塗料にも自然素材配合と言ううたい文句で安全をアピールしている物もありますが、人によってはアレルギー反応を起こす事もあるので忘れないで下さい。
是非事前の準備に少しだけ時間を費やして下さい。
新築・リフォームのお問いわせは:ナミリスダイナミックバンク
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