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2012年5月11日
畳の特徴
畳はダニが発生しアレルギーの方々の症状を悪化させるからという理由で一時期フローリングに変えるのが流行った事があります。
しかし最近は畳が見直されてきてます。
確かに藁で作った天然の畳はダニが繁殖しやすいと言えますが、埃が舞い上がりにくいという長所も持っています。
フローリングは埃が舞い上がる事でハウスダストによるアレルギー反応が出やすいと言う事がわかってきました。
畳も掃除のしかたによってはダニ対策が有効なので、自然素材としての畳が見直されてきているのです。
畳はイ草を編み上げた表地と、藁を固めて作った床、そして布で作った縁の3つの部品を縫って組み合わせたものです。
日本の伝統的家屋においては断熱効果、肌触り、クッション効果、調湿性に優れている床材と言えます。
特に床に直接座る日本の生活様式には無くてはならない物です。
最近は化学畳と呼ばれる、発泡スチロールにゴザを巻いたような物から、ヒノキチップや炭化コルクを床に使用した畳も発売されています。
デザインも縁無しのものまであるので、家の雰囲気に合わせたデザインのものが選べます。
さて畳の手入れですが、ダニは20〜30℃、湿度60%以上が快適環境と言われていますので、畳内の温度を高めて乾燥せれば良いのです。
天気の良い日を選んで、畳を外して外の出し裏側を表にして2枚を合わせて櫓を組みます。
朝の10時〜午後3時位まで日光に当てると畳内部は80℃近くまで温度が上がりダニは死んでしまいます。当然ですが櫓を組むので内部の湿気も下がります。
畳の裏表、畳を敷く床部分をゆっくりと掃除機をかけて埃、髪の毛などを取り除いてきれいにしてから畳を元通りに敷き詰めて下さい。
これを年2回するだけでダニの被害は激減します。
そしてできればカーペットや絨毯は敷かない方が湿気がこもらないので良いでしょう。
日本人にとって畳は捨てがたい良さがある建材です。上手に使って心地よい家にして下さい。
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