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2012年5月14日
遮熱とは?
ここ数年記録的な猛暑が続いていて、家の中で熱中症になって亡くなる方がいると報道されています。
また、昨年の3・11以降の電力不足で夏場でもエアコンを使えない、使い難いというのが現状です。
そこで最近話題なのが遮熱。
読んで字のごとく、「熱を遮断」することです。
これまでの住宅に関する技術の進歩で、高気密高断熱住宅が一般化してきて非常に成果を上げています。
家の内部の熱を上手に管理する事で冬を暖かく住まう事ができるようになりましたが、逆に夏は暑くなってしまう事もあります。
太陽に照らされた外壁、屋根が温められその熱が内側の断熱材に蓄えられ、断熱材の能力の限界を超えると熱が内側に伝わり熱が室内にこもってしまいます。
例えば真夏の屋根裏はなんと摂氏70℃にもなってしまいます。
つまり断熱材自体が暑くなってしまって、断熱材の役目を果たさず蓄熱材になってしまっているのです。
直ぐに思い付くのが屋根裏の熱を逃がしてやって熱を溜めないようにすることです。
もう一つが「遮熱」。つまり熱そのものを遮断して家の中に入れないことです。
従来の日本家屋では瓦で熱を遮断して屋根裏に熱を伝えず、また軒を張出させる事で日陰を作り直射日光が家の中に入り込むのを防いでいました。
しかし現在は土地のサイズの問題や、建ぺい率の問題、建材の変化や、製造方法の変化で軒を貼りださせた従来の日本家屋的な家造りは都会では難しくなってきています。
ここ最近「遮熱住宅」という言葉が使われ始めましたが、アルミシートを貼る事で熱を反射してしまおうというものです。
遮熱材であるアルミシートの反射率が高ければ家の中に熱が入りにくいと言う事になります。
断熱と遮熱はことなりますので、この違いは次回ご紹介します。
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